医療フットケアスペシャリスト資格コース

第51期は、12月24日(火) 動画授業配信スタート!
1月19日(火) スクーリング(通学授業)スタート!
【スクーリング(通学授業)8日間+動画配信授業】

募集人員に達し次第締め切りです。お急ぎください。

※残席12名! (10月4日現在)

SCHOOL OF PEDI が選ばれる理由(卒業生アンケート結果より)

  • 「自分に合った専門的なコースがあったから」
  • 「知名度の高い経験豊かな先生が講師をしていたため」
  • 「立地が通いやすかったため」
  • 「事前に学校見学させて頂き雰囲気が良かったため」(※現在は入学前の見学会・体験会は開催しておりません)
  • 「少人数であるため、先生方に指導して頂けると考えたため」
  • 「実習もあったので、より実践的なものも見学できると思ったから。」

オススメのポイント(卒業生アンケート結果より)

  • 「先生、卒業生、同期生の方々とネットワークができる」
  • 「講義が熱心で丁寧で素晴らしい」
  • 「先生や同期の仲間に気軽に質問できるシステムと環境、雰囲気」
  • 「豊富な事例や実習など、実際に活用できるように学べること」
  • 「疑問に思ったことがうやむやにならないこと」

医療と介護の視点からフットケアを学べる、医師、看護師、准看護師のためのフットケア講座が完成しました!
本学科では、医療現場・介護現場で自信を持って使える実践フットケアについて学びます。

そして、なんと・・・

このコースは、あの西田壽代講師(医療・介護現場のフットケア経験豊かな看護師で初代 日本フットケア学会/副理事長)とフットケアサロンのオーナー兼現役のフットケアスペシャリストで、足部異常に対するフットケアを専門としたスポーツ医学博士(筑波大学大学院)でもある桜井祐子スクールオブペディ校長、そのほか現場経験豊富な講師陣がそれぞれの得意分野を担当します。講師のプロフィールはこちら

  • 写真:西田壽代による管理困難講義

    西田壽代による管理困難講義

  • 写真:桜井祐子による角質ケア講義

    桜井祐子による角質ケア講義

「何をすれば医療現場や介護現場で自信を持ってフットケアをすることができるだろう?」
「足のトラブルのひどい患者さんにどうやってフットケアをしたらいいんだろう?」

あなたがこんなことを思ったことがあるなら、この医療フットケアスペシャリスト資格取得コースは、あなたにとってかけがえのないものになるでしょう。

なぜでしょうか?

その理由を話す前に、以下の5つの項目にいくつ当てはまるものがあるかチェックしてみてください。

5つのチェック項目

  • あなたは今まで・・・

    患者さんにフットケアをすることに自信がない・・・と感じたことはありますか?

  • あなたは今まで・・・

    フットケアをしてあげたいと思うお客様を数多く見てきたけれど、自分に技術や知識がないばかりに、何もできずに歯がゆい思いをしてきたことがありますか?

  • あなたは今まで・・・

    フットケアを勉強すればするほど、自分はまだ全然知識や技術がないことに不安になったことはありますか? その結果、たくさんの本を読んだりセミナーなどにはちょくちょく参加するけど・・・なかなか身に付かないという不安を感じたことはありますか?

  • あなたは今まで・・・

    フットケア専門外来を開設して数多くの様々な足の患者さんが来られ、技術や知識がもっとあればもっと患者さんに貢献できるのにと感じたことはありますか?

  • あなたは今まで・・・

    患者さんの足の改善のための知識や技術がもっと必要だと感じたことはありますか?

1つでも当てはまるものがあるなら、この講座はあなたにピッタリでしょう。

なぜなら・・・

私たちが責任を持ってあなたをフットケアのスペシャリストとして育成し、足を正しくアセスメントし、ケアする知識と技術が身につくからです。

そして、JTFAが資格認定するからです。

この『医療フットケアスペシャリスト』の
資格取得コースの目的は2つあります

写真:フットケアの実践講義

目的1
西田壽代が看護師として日本フットケア学会副理事長として培ってきた知識と技術を、そして桜井祐子が22年間フットケアサロン、スクール講師そして筑波大学での研究で培った技術と知識を、意識の高いあなたにお伝えすることで、あなたにフットケアスペシャリストとして活躍してもらうこと。

目的2
JTFA認定のフットケアスペシャリストになったあなたに、フットケアの正しい技術と知識を広める伝道者となって頂きたいこと。

なぜこのコースをつくることになったのか?

写真:フットケア講義

1つ目の理由は単純です。
近年、フットケアの需要が急速に広がり始めたことです。特にこの数年、スクール運営をしながら、医療・介護・予防・美容分野のそれぞれにおけるフットケアをより専門的に提供することが急務であると感じていたからです。

2つ目の理由は、混沌としている医療や介護現場でのフットケアを何とかしたい! そして正しいフットケアを広めたい!という想いです。

私たちは、これまで、疾患や治療等により、足の血流や神経、動き、形等の障害を持つ方への医療的なフットケアに携わり、それを普及啓蒙すべく、力を尽くしてまいりました。

また、介護施設にも定期的に行き、介護福祉士を養成する専門学校の教員の体験から、高齢者フットケアの実践・現場教育をおこなってきました。

今では、フットケアに携わる医療従事者や介護職も随分と増えてきています。そうしたなかで、未だ混沌としていることもあるのは事実です。

混沌としているのは、足に関わる美容・健康業界も同様。
病院や介護施設でフットケアを実施している方は、こうしたサロンをおこなう美容業界の方から教わった場合もあります。素晴らしい技術を医療分野に提供していただけるメリットもある反面、現場にそぐわない内容を教わり、現場で困惑しているというケースも聞きます。

写真:介護現場における実践講義

医療従事者や介護職向けに
確かな技術や知識を伝えたい!

欧米では存在していますが、日本には足に関する公的資格はなく、医療的なフットケアをしっかり教えるスクールが存在していないことが課題と感じていました。私はずっと、自分の持っている技術や知識をもっと看護師をはじめとする医療従事者や介護職の方々に、しっかりと伝えたい、そのためにスクールを開講したいという夢がありました。

そこで、私たちがこの『医療フットケアコース』を開講することによって、医療・介護現場に本当に必要な知識や技術をわかりやすくお伝えすることができれば、正しいフットケアが広まっていくのではと思っています。

それが2つ目の理由です。

最後の3つ目の理由は・・・
こういった活動は、私たちにしかできないと思ったからです。

先ほどお話しした通り、私たちは医療・介護業界及び美容・健康業界でフットケアを愚直なほど一途に続けてきました。そして、私たちに感化された医療従事者の方やスクールの生徒さんも同様にフットケアを始め、それが大きな流れになろうとしています。

ここまでフットケアにフォーカスして、技術や知識を磨き続けてきたことで、ありがたいことに、お客さまや患者さまをはじめフットケア業界を代表する医師、看護師、介護職、セラピストなどの方々からも評価をされています。

特に医療・介護現場でのフットケアは正しい知識と技術を持っていないと大変なことになります。

そうしたことを現場に沿った形で正しく適切にわかりやすくお伝えできるのも私たちしかないと考えたからです。

それが、今回『医療フットケアコース』を開講しようと思った理由です。

『医療フットケアスペシャリスト』資格取得のメリットは・・・

  • 写真:講師と講義に参加した皆様
  • 写真:フットケアの実践講義
  • 写真:フットケアの実践講義
  • 写真:講師と講義に参加した皆様

◆トータルフットケアの視点で足のケアと患者指導が的確に自信を持って行えるようになる。患者のニーズや課題を抽出し、その解決に向けての働きかけが実践できるようになる。
オプション実習では実際に医療現場でのフットケアを見学及び実習しますので、卒業後に「はい、やってください。」ではなく実際に患者様に指導、施術を実施することができますので大きな自信になります。(患者様によっては見学のみの場合もあります)

◆自分に足りないところが分かる為に、確実にスキルアップできる
講座終了に認定試験があります。実技と筆記があり各分野バランスよく出題されますので、あなたに足りないところ、弱いところを効率的に確認することができます。なお、3か月のカリキュラムでは、その全ての分野をカバーしていますので安心です。

◆フットケアの基盤となる医療的知識と観察ポイントを習得して実践できる
足のリスクとなる生活習慣病等の疾患や、加齢に伴う変化と足への影響を理解して、フットケアの基盤となる医療的知識と観察ポイントを習得して実践することができるようになる。

◆生活習慣病や各種疾患を学び足のアセスメントに生かせる
糖尿病・がん・脳血管疾患等の生活習慣病、血流障害や神経障害を引き起こす疾患、創傷管理、認知症などについて学び、足のアセスメントに生かすことができる。また、肥厚爪や巻き爪、爪白癬について、現場で生かせる知識が習得できる。

◆フットケアに使用する物品について、その取り扱いや感染対策、リスクマネジメント等が学べる
◆爪ケア、角質ケアの確かな実技スキルが身に付き実践できる

◆肥厚爪・巻き爪・爪白癬などのケアを実践できる知識を身につける
管理困難な爪や皮膚の状態をアセスメントし、患者の状況に応じた胼胝・鶏眼・角質ケアや、肥厚爪・巻き爪・爪白癬のケアを実践できる知識を身につけ、医療現場に生かすことができる。

◆効果的なリフレクソロジーが身に付き実践できるようになる
足に触れるというケアの基本に立ち返り、西洋医学的介入以外のケアの方法を、リフレクソロジーを通じて学ぶことができます。
◆フットプリントを通して足の状態を読み解くことができる。
◆わからないことは講義中でも後からでも気軽に質問可能!

このコースの卒業生の感想

やりたい仕事が見つかった!開業の夢を叶えた!そんな嬉しい声がいっぱいの卒業生。嬉しい声の一部をご紹介します。

勇気を出して一歩踏みだすと、そこはすごく楽しい足の世界が待っている

神奈川県 大慈めぐみ様
訪問看護ステーション・クリニック勤務

在宅で足のトラブルで困ってる方がたくさんいた時に、私は看護師なのに何もできなかったので、フットケアを学んでお役に立ちたいなと思いました。

スクール通うと思った時にいくつか資料取り寄せました。最初はここ見た時にあまりにも先生方の経歴が素晴らしくて、私が行く所じゃないなと思い正直一年迷いましたが、やはりもう一回資料を見直したときにこの素晴らしい先生方のもとで学びたいと思い申し込みました。

このスクールに入って知識や技術はもちろんたくさん教わったんですけども、何よりも足に対する想いというものを先生方から学ばせていただいたので、これは他のスクールではなかなか学べない良い点じゃないかなと思います。
お二人の先生から、足をまず愛してあげること、そして足をケアする自分たちも周りの人たちも大切にして、そこから何かできることを始めるのがフットケアの第一歩だよってことを教わりました。

私は今地元でフットケアをやるために訪問看護と地域のクリニックで働いてます。まだ私にできる事は小さいんですけども少しずつフットケアという形で訪問看護だとか外来でケアをさせていただいてます。
地域の皆様に、足は大事なんだよってことを伝えていきたいと思います。

私はこれから藤沢市の人の足を足から元気にするってことを目標にがんばっていきたいと思っています。
たぶん今、同じ看護職でも看護職じゃない方でも足に興味があるけどもなかなか勇気を出せずスクールに来れないって方がいるかも知れませんが、まず勇気を出して一歩踏みだすと、そこはすごく楽しい足の世界が待っているので、ぜひ一緒に勉強できたらなと思います。

ナースの資格を活かせる医療フットケアコースで学びたい

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沖縄県
阿部容子 様
卒業後の進路:看護師

以前、勤めた介護老人保健施設では、爪トラブルを持った利用者さんが多くいらっしゃいました。
当時 爪切りしか使えなかった私は、肥厚して伸びている爪をきちんと切る方法があるということは知っていましたが、実際 どのように切って良いのかがわかりませんでした。
どうにかしたいとの思いを抱えていたある日、利用者さんの手の爪を切っていた際に誤って出血させてしまったことがあり、この出来事をきっかけに、正しい爪切りの方法についてしっかり学びたいと考えるようになりました。

インターネットで「爪切り スクール」と検索すると様々なスクールがヒットしました。
地方に住んでおり、スクールへ通うために転職や引越しをすることも考えましたが、やはりそれは現実的ではなかったため諦めかけていた矢先、スクールオブペディのホームページに辿り着きました。
スクールオブペディのホームページを隅々まで読んで検討した結果、せっかくならナースの資格を活かせる医療フットケアコースで学びたいと考えるようになりました。
また、仕事を続けながら、月に一度の週末を利用して学ぶこととが出来る点、ホームページ上からですがトータルフットケアに対する桜井先生と西田先生のこれまでの実績や熱い思いに触れ、スクールオブペディで学ぶことを決めました。

爪切りだけではない、トータルな視点で根拠を持ってアセスメントし、フットケアを提供することの大切さを深く学ぶことが出来ました。
またフットケアの実習では、西田先生から直接ご指導を受けられ、同期生の手技を見ることで私自身の手技を再確認する作業が出来たりと、多くの学びを出来たことは、とても良い経験になりました。
熱意溢れるご指導を下さった桜井先生と西田先生を始め事務局の方々、一緒に苦楽を共に支え合うことが出来た同期の仲間との出逢いは何ものにも変えがたい宝物になりました。

今 住んでいる地域で、フットケアを知ってもらう機会を作っていけたらと考えています。

また、同期や同じ医療フットケアコースを卒業した仲間とともに、日本全国の、高齢者だけに限らず全ての年代の人々にフットケアを啓蒙すること、スポーツをしているあらゆる年代の人々へもフットケアを提供していきたいと、将来の夢は広がっています。

講師が西田先生と桜井先生だったから

写真:スクール卒業生 松原由理恵 様

兵庫県
松原由理恵 様
卒業後の進路:開業

訪問看護・介護施設で看護師の経験から、高齢者には肥厚爪・変形爪・爪白癬などが多くみられましたが、そのケア方法を知っている看護師がほとんどいないことに気が付き、正しく学びたいと思いました。

数あるフットケアスクールの中でなぜスクールオブペディを選んだのですか?
医療フットケアコースがあり、看護師の経験を生かせると思ったのと、講師が西田先生と桜井先生だったから。

スクールオブペディアで学んで良かった点はなんですか?
経験・知識の豊富な先生方に少人数制で直接指導していただけるところ。

卒業後はどのようにフットケアを役立てていますか?
勤務していた有料老人ホームでは入居者様にフットケアを提供していました。
退職後、地域での訪問フットケア・一般向けのサロンを開業しました。

将来の夢を聞かせてください。
関西でフットケアを広めること。

フットケアを広島で普及できるような活動を 行っていきたい

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広島県
倉本美和 様
卒業後の進路:看護師

学ぼうと思ったきっかけは?
病院で看護師として働いていますが、足や爪に問題を抱えた患者さんがとても多く、なんとかしたいと日々感じていたため。

皮膚・排泄ケア認定看護師の教育課程で、西田先生から初めてフットケアを学び、とても興味をもちました。深く学ぶなら、西田先生のところでと思っていたので、このスクールを選びました。

そして、桜井祐子先生のブログに出逢い、先生の過去のブログを全て読ませていただきました、そこから先生のお人柄や向上心などがガンガン伝わり、「絶対にこの先生から学びたい!」と強く思い、申し込みをさせていただきました。

直近の夢は、自施設でフットケア外来を立ち上げることです。 ゆくゆくは、看護師や介護士、その他の医療系の職種の方たちに向け、フットケアを広島で普及できるような活動を行っていきたいです

今まで自信がなく手が出せなかった管理困難の患者さんに対しても、積極的にケアをさせて頂いています。

フットケアとは、大変奥が深く、学んでも学んでも学びたりない

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福岡県筑後市
中村江里 様
卒業後の進路:
勤務先の施設で
フットケア委員会の設立

当施設は開設して16年目を迎えます。
当施設ではこれまで陥入爪や蜂窩織炎などで医療的介入が必要になった御利用者や、既往歴によっては足の切断を示唆されたご利用者もいらっしゃいました。
90年以上使ってきた足を、そのように言われた御利用者・ご家族の想いは計り知れません。
その傍らで私自身、巻き爪や肥厚爪のケアの仕方を知りませんでした。
せっかく学ぶなら、がっつり学びたい先生から学びたく受講しました。

フットケアとは、大変奥が深く、学んでも学んでも学びたりない感じです。
足は人によって様々ですす、足への想いも人それぞれなので、目の前の人にあわせた対応が必要なのと感じています。

せっかく学ばせていただいた足の大切さ・フットケアの大切さを、今後は施設から地域デイサービスに通ってある方にも広めれたらと思ってます。
個人的な夢は、本出して、いずれは宅老所開設するのが夢です。
ただ、本を出すのも、宅老所するのもただの通過点です。
根本的な夢は悲しむ人が減って、喜ぶ人が増えること。
「生きてきてよかった。長生きして良かったな~」って想ってもらえる人が増えることを心から願っています。

『医療フットケアコース』カリキュラムは?

では、『医療フットケアコース』のカリキュラムとはどんなものなのか?ここに全てを紹介していきます。

取得できる認定資格

  • 医療フットケアスペシャリスト認定証 [医療従事者対象認定資格]
    一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会認定
    医療フットケアスペシャリスト

目標・目的

糖尿病・がん・脳血管疾患等の生活習慣病、血流障害・神経障害を引き起こす疾患、足に創傷形成をする要因、認知症などの認知機能障害などによる足病変やそのリスクを習得した上で、看護師等の医療従事者が、根拠を持ってアセスメントし、患者に応じたフットケアを実践することができるようになります。

概要

  • 医療・介護で行うフットケアとは
  • フットケアとそれを担う職種の役割
  • 医療的フットケアと疾患の理解
  • 足のアセスメント方法
  • 爪ケア、角質ケア、足浴、フットウエア適合の知識と実践
  • 患者・利用者のニーズとフットケア指導

対象

医師・看護婦・准看護師
※医療の現場で自信を持ってフットケアを行えるようになりたい方、確実にスキルアップしたい方

講師

西田壽代・桜井祐子・吉川直美・伊藤真紀
講師のプロフィールはこちら>

講義内容

総論
授業配分 ※講義+実技演習(通学授業)1日間
目 標 看護師等の医療従事者がフットケアの重要性を認識し、足のリスクとなる生活習慣病等の疾患や、加齢に伴う変化と足への影響を理解して、フットケアの基盤となる医療的知識と観察ポイントを習得して実践する。
講義内容 □自己紹介
□フットケアに必要な基礎知識
・ 医療でおこなうフットケアとは ・ フットケアとそれを担う職種の役割
・ 医療フットケアの適応 ・ 予防的フットケアの重要性
・ 足のアセスメントとそれに必要な知識
□足、皮膚や爪の構造についての知識
( 胼胝・鶏眼、疣贅、レッサートゥやアーチの障害等)
□足の観察( 神経や血流の簡易評価、足の形・動き・歩行)の演習
(モノフィラメントを用いたタッチテスト、打鍵器を用いたアキレス腱反射テスト、足の動脈触知、A B I 測定等を含む)
□まとめ、質疑、次回までの課題
各論
授業配分 ※講義+実技演習(通学授業)1日間
目 標 糖尿病・がん・脳血管疾患等の生活習慣病、血流障害や神経障害を引き起こす疾患、創傷管理、認知症などについて学び、足のアセスメントに生かす。また、肥厚爪や巻き爪、爪白癬について、現場で生かせる知識を習得する。フットケアに使用する物品について、その取り扱いや感染対策、リスクマネジメント等を学ぶ。
講義内容 □前回の復習、課題提出もしくは小テスト
□フットケアに必要な疾患の理解( 糖尿病/ 末梢動脈疾患/がん/ 関節リウマチ)
□フットケアに必要な疾患の理解( 脳血管疾患/ 認知症/ 外反母趾、内反小趾/白癬症)
□肥厚爪、巻き爪、爪白癬の知識
□フットケア物品の種類と用途、感染対策、リスク管理
□まとめ、質疑、次回までの課題
爪ケア演習Ⅰ
授業配分 ※講義(オンデマンド配信授業+実技演習(通学授業)1日間
目 標 爪のケアの基本的な方法を理解し、安全・安楽に実施することができる。
講義内容 □フットケアサロンにおける爪ケアの実際と医療・介護現場での違い
・爪ケア事例検討
・爪ケアに必要な物品の種類と用途
□爪ケア演習
・グラインダー、ニッパー、ゾンデ、エメリーなどを用いた爪ケアの実際( 演習)
□爪ケア物品洗浄・滅菌法
□まとめ、質疑、次回までの課題
角質ケア演習Ⅰ
授業配分 ※講義(オンデマンド配信授業)+実技演習(通学授業)1日間
目 標 角質ケアがなぜ必要であるのかを理解し、安全・安楽にケアを実施することができる。
講義内容 □フットケアサロンにおける角質ケアの実際と医療・介護現場での違い
・角質ケア事例検討
・角質ケアに必要な物品の種類と用途
□角質ケア演習
・グラインダー、フットケアファイルなどを用いた角質ケアの実際(演習)
□角質ケア物品洗浄・滅菌法
□まとめ、質疑、次回までの課題
角質ケア・爪ケア演習Ⅱ
授業配分 ※講義(オンデマンド配信授業)+実技演習(通学授業)1日間
目 標 角質ケア・爪ケアを安全・安楽に実施することができる。
講義内容 □医療・介護現場で多くみられる事例にもとづいた知識・技術
・角質ケア、爪ケア事例検討
・高度な角質ケア、爪ケアに必要とされる器具や技術について
□角質ケア・爪ケア演習
・グラインダー、ゾンデ類、ニッパー、ビット、フットケアファイルなどを用いたフットケアの実際(演習)
□器具の洗浄・滅菌法
□まとめ、質疑
医療現場における管理困難な爪ケア、胼胝・鶏眼・角質ケア
授業配分 ※講義と演習+実技演習(通学授業)1日間
目 標 管理困難な爪や皮膚の状態をアセスメントし、患者の状況に応じた胼胝・鶏眼・角質ケアや、肥厚爪・巻き爪・爪白癬のケアを実践できる知識を身につけ、医療現場に生かすことができる
講義内容 □前回の復習、課題提出もしくは小テスト
□フットケアを行ううえでのリスクマネジメントとセーフティマネジメント
□肥厚爪・巻き爪・爪白癬の見極めとケアの実際( 演習)
□胼胝・鶏眼・角質の見極めとメス・皮膚キュレット・コーンカッターなどを用いたケアの実際、保湿( 演習)
□まとめ、質疑、次回までの課題
リフレクソロジーBasic
授業配分 ※講義(オンデマンド配信授業)+実技演習(通学授業)1日間
目 標 足に触れるというケアの基本に立ち返り、西洋医学的介入以外のケアの方法を、リフレクソロジーを通じて学ぶ
講義内容 □リフレクソロジーに必要な基礎知識
・リフレクソロジーとは ・足に触れるケアの基本
・リフレクソロジーの歴史 ・反射ゾーンについて
・リフレクソロジーの目的 ・禁忌事項について
□フットマッサージ演習
・マッサージローションを用いた両足15分のリフレクソロジーの実際( 演習)
□まとめ、質疑、次回までの課題
インソールの基本・フットプリント演習
授業配分 ※講義(オンデマンド配信授業)+実技演習(通学授業)1日間
目 標 インソールの役割を理解する。また、フットプリントを通して足の状態を読み解き、記録する力を養う。
講義内容 □インソールに必要な基礎知識
・インソールとは ・インソールの役割 ・インソールの目的
□フットプリントに必要な基礎知識
 ・フットプリントとは ・フットプリントの役割 ・フットプリントの目的
□フットプリントの採り方の実際( 演習) フットプリントを通した足の状態の読み解き方
□インソール作成の実際( 演習) 
・フットプリントから足の状態を読み解いた基本3アーチインソールのデザイン法
・3アーチインソールの作成法
□まとめ、質疑、次回までの課題
医療におけるトータルフットケア
授業配分 ※講義と演習+実技演習(通学授業)1日間
目 標 トータルフットケアの視点で足のケアと患者指導が的確に行えるかを確認する。患者のニーズや課題を抽出し、その解決に向けての働きかけを実践できる。
講義内容 □医療現場でのフットケアの実践を想定し、患者のニーズに合ったケアができるか、総合的な技術チェックを行う。
<オプション> 医療現場での見学実習(50,000 円+税)
※日程・実習場所・詳細については別途ご案内
認定試験
筆記試験 10:35~11:35  筆記試験
実技試験 13:15~14:15 第1グループ 実技試験
14:30~15:30  第2グループ 実技試験
実技評価
フィードバック等
15:30~18:00 
補足事項 ※ホームワーク25事例提出
(事例数が不足している方、事例の内容が不合格の方は認定試験を受験できません)
※認定試験料:筆記 7,000円(税別) 実技 16,000円(税別)
※不合格科目は上記料金をお支払いいただき、再試験を受けていただきます。

ただし、この講座に参加すれば誰でも資格取得できるわけではありません!

写真:フットケア実技試験

一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会が認定する『医療フットケアスペシャリスト』になるには、この講座に参加し、認定試験に合格しなければなりません。
はっきり言って簡単な試験ではありませんが 落とすための試験ではなく、講義をしっかりと理解して事例課題を実施し、一定のレベルに達していれば合格できる内容の試験です。
この試験に合格できるレベルの知識と技術に達していないまま患者さんや利用者さんの足をケアをすることは、すなわち患者さんや利用者さんへ迷惑をかけることにもなりかねません。
試験が不合格となった場合には再試験を受けることが可能です。
講師陣が全力でサポート致しますので、思い切って受講してみませんか?

認定試験の詳細
【医療フットケアコース 認定試験】 試験官:西田壽代・桜井祐子
(タイムテーブルの詳細は、変更となる場合がございます)
10:35-11:35 筆記試験
13:15-14:15 第1グループ 実技試験
14:30-15:30 第2グループ 実技試験
15:30-18:00 実技評価・フィードバック等

合格されれば、一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会『医療フットケアスペシャリスト』に認定されます。
一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会では卒業後の継続的なスキルアップや会員同士の交流、フットケアに関する講演会や市民講座などのイベント等を計画しています。
つまり、JTFAをうまく活用していただければ、卒業後に一人で悩んだり、つまずいたり…なんてこともありません。

誰でも参加できるわけではありません

医師・看護師・准看護師向けの講座です

この講座は日本国における医師、看護師のいずれかの国家資格、または都道府県知事の認める准看護師資格を有していることが条件となります。 もし、あなたが上記の資格を有していてなおかつフットケアを取り入れたいのなら、あなたにとって最適な講座になるでしょう。

     

あなたはいつ、フットケアスペシャリストとしての
キャリアを本格的にスタートさせますか?

写真:フットケア講座

このコースで医療フットケアスペシャリストとしての認定を受ければ、もうフットケアの勉強をしなくてもいいというわけでは当然ありません。
フットケアは奥が深いものなのでこれからも知識と技術のレベルアップは必要でしょう。
私たちは正しいフットケアの知識と技術を広めていきたいと思っていますので、卒業後もしっかりとバックアップをしていきたいと考えています。
協会では卒後のブラッシュアップ、フットケア講師の育成、開業支援、また市民イベントや研究会の開催、分野を問わない連携等、足に関する人的、物的、環境的等の多方面のマネジメントを行い融合していくことをコンセプトとしております。一緒に楽しく、足の世界を盛り上げていきましょう!

私が講師を務めます

第一線で活躍する医療従事者が親切・丁寧に教えます。

写真:講師 西田壽代

日本のフットケアナースの草分け的存在

講師 西田壽代

  • 聖路加看護大学看護学部看護学科卒業
  • 足のナースクリニック代表
  • 一般社団法人 日本トータルフットケアマネジメント協会会長

聖路加国際病院、東京海上ベターライフサービス株式会社、駿河台日本大学病院をへて2010年より「足のナースク リニック」代表として、病院や高齢者施設と提携し、フットケアやWOC分野におけるスタッフ教育や患者ケア、同職種・多職種連携の調整等を実施している。 また、講演、執筆活動などを通じ、フットケアの普及啓蒙をライフワークとし活動を行っている。

書籍、DVD

  • 「新 はじめよう!フットケア」日本看護協会出版会,2022 監修
  • 「実践!介護フットケア 元気に歩く「足」のために」講談社,2021 監修
  • 「フットケア 基礎的知識から専門的技術まで」
  • 日本フットケア学会編、医学書院、2006
  • 「透析患者の末梢動脈疾患とフットケア~早期発見と治療戦略~」
  • 医薬ジャーナル社、2007
  • 「足からカラダを治す本」Yogin出版社編、枻出版社、2008
  • 「すべてわかる最新糖尿病治療・ケア・教育」照林社、2011
  • DVD「看護におけるフットケア」全3巻:ビデオ・パック・ニッポン、2011
  • 看護専門誌 2010年より臨床看護にて
  • 「ナースのためのフットケアクリニック」連載中
  • 他専門雑誌などへの監修および執筆多数

資格

  • クリーブランドクリニック分校聖路加国際病院ETスクール修了
  • ETナース
  • 皮膚・排泄ケア認定看護師
  • 保健師
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 救急救命士
  • 福祉住環境コーディネーター(2級)
  • 日本フットケア学会認定フットケア指導士

経歴

  • 日本フットケア学会常任理事(2003年~2012年 副理事長)
  • 第3回日本フットケア学会学術集会会長(2005年)
  • 第6回日本フットケア学会学術集会副会長(2008年)
  • 第11回日本フットケア学会学術集会副会長(2013年)
  • 東邦大学 非常勤講師
  • 宮城大学認定看護師スクール
  • 山陽学園大学看護研修センター他認定看護師養成コース
  • 非常勤講師、試験委員
  • 都立保健科学大学、首都大学東京非常勤講師(2003~2007年)
  • 江戸川大学総合福祉専門学校介護福祉科専任講師(2011~2013年)

講師からのごあいさつ

医療フットケアコースに興味をお持ちいただきありがとうございます。 講師の西田壽代(にしだひさよ)です。

混沌としている医療や介護現場でのフットケアを何とかしたい!
私はこれまで、疾患や治療等により、足の血流や神経、動き、形等の障害を持つ方への医療的なフットケアに携わり、それを普及啓蒙すべく、力を尽くしてまいりました。
また、介護施設にも定期的に伺ったり、介護福祉士を養成する専門学校の教員の体験から、高齢者フットケアの実践・現場教育をおこなってきました。
今では、フットケアに携わる医療従事者や介護職も随分と増えてきています。
そうしたなかで、未だ混沌としていることもあるのは事実です。
混沌としているのは、足に関わる美容・健康業界も同様。
病院や介護施設でフットケアを実施している方は、こうしたサロンをおこなう美容業界の方から教わった場合もあります。
素晴らしい技術を医療分野に提供していただけるメリットもある反面、現場にそぐわない内容を教わり、現場で困惑しているというケースも聞きます。
欧米では存在していますが、日本には足に関する公的資格はなく、医療的なフットケアをしっかり教えるスクールが存在していないことが課題と感じていました。

医療従事者や介護職向けに確かな技術や知識を伝えたい! そして私の夢・・・
私はずっと、自分の持っている技術や知識をもっと看護師をはじめとする医療従事者や介護職の方々に、しっかりと伝えたい、そのためにスクールを開講したいという夢がありました。

そんな中、足の専門校スクールオブぺディを行っている桜井祐子さんと話をする機会に恵まれました。
非常に意気投合し、それぞれの得意分野を生かしスクールの学科を開講すること、卒後教育をしっかりしていくこと、フットケア専門職の横のつながりを強化すること、そして、もっと市民に身近な存在として、足のことを捉えていただく働きかけをしていくこと、より質の高いケアを構築していくこと、靴やインソールの重要性も欠かせないこと等々、本当にたくさん取り組みたいことが見えてきました。

その第一弾がこの医療フットケアコースなのです。
最後まで責任を持つ決意です。

医療・介護・美容分野全てにおいて、卒後のブラッシュアップ、フットケア講師の育成、ゆくゆくは開業支援、また市民イベントや研究会の開催、分野を問わない連携等、足に関する人的、物的、環境的等の多方面のマネジメントを行い融合していくことをコンセプトとし、日本トータルフットマネジメント協会で活動をおこなっていきます。
一緒に楽しく、足の世界を盛り上げていきましょう!

私が講師を務めます

第一線で活躍する医療従事者が親切・丁寧に教えます。

写真:講師 桜井祐子

業界初!! フットケアの研究で博士号を取得したフットケアスペシャリスト

講師 桜井祐子

  • 博士:スポーツ医学(筑波大学大学院 人間総合科学研究科 スポーツ医学専攻修了)
  • 足の専門校SCHOOL OF PEDI校長
  • 足の専門店PEDI CARE代表
  • 一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会理事長

短大を卒業しOL生活経験後ドイツ式フットケア(ボドロギー)を学び、2002年に足の専門店ペディ・ケアをオープン。行列ができるサロンとして注目を集める。その後7万2000人にケアを施す。現在もフットケアの施術に携わりながら足の専門家育成のためにスクールで指導にあたる。

書籍・連載

  • 仙台河北新報、長野信濃毎日新聞、北海道新聞、四国よんしん新聞「健康は足元から」コラム連載(2007-2008)
  • JREC日本リフレクソロジスト認定機構会報誌Holos ホロス「リラクゼーションサロンにおけるフットケア」連載(2011-2013)
  • Microsoft社MSNライフスタイル(月間100万PV)「自宅で3分簡単フットケアマッサージ」連載(2013.01~06)
  • 美容&エスティック専門誌creabeauxクレアボーにて「世界のフットケア」連載中(2010-2017)
  • フレグランスジャーナル社「サロンワークに役立つ実践フットケア」出版(2011)
  • ヘルス出版「臨床看護」2013年1月号で「フットケアサロンでの取り組みからリスクマネジメントを考える」が掲載(2013.01)
  • 八重洲出版「Walking Shoes Bible」はいて、歩くだけ!くびれ&美脚をつくるにて「美脚へ導くマッサージ&ストレッチメソッド」を掲載(2013.03)
  • 「サロンワークに役立つ実践フットケア」フレグランスジャーナル社増刷(2015.02)
  • 医学出版「WOC Nursing」18年3月号「フットケアを適切におこなうために必要な器具の知識と扱うポイント」
  • 全日本病院出版会「足育学」にて「フットケアスペシャリストの役割」を執筆(2019.02)

その他、多数雑誌に執筆。

講演・セミナー

  • 第8回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会「医療現場で役立つ実践フットケア」ハンズオンセミナー「角質ケア・ネイルケア・巻き爪・肥厚爪ケア」講演(2011.06)
  • 日本最大のビューティイベントbeautyworld JAPAN Tokyoメインステージにて講演(2011.05)
  • 日本最大のビューティイベントbeautyworld JAPAN Westメインステージにて講演(2011.10)
  • クレアボーセミナー第13回「サロンワークに役立つ実践フットケア~足のトラブル別フットマッサージ編~」(2011.11)
  • 第11回日本フットケア学会学術集会シンポジウム「フットケアにおけるリスクマネジメント・セーフティマネジメント」講演(2013.2.10)
  • 第7回山梨透析フットケア研究会「巻き爪・陥入爪・肥厚爪に対する保存的ケア」講演(2014.10)
  • 医学出版 | 看護/WOCセミナー「フットケア外来に役立つ実践技術」3回シリーズ「爪溝ケア編」(2016.10)
  • 第1回東京インターナショナルプレミアムビューティー・ヘルスショー プレミアムステージにて「春からの魅せる足をつくるリピート必至のペディ流フットケア術」講演(2017.02)
  • 医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院 皮膚科 講演「フットケア 〜鶏眼・胼胝のケアと処置について〜 トータルフットケアの視点から」(2017.03)
  • ユースキン「夏のかかとケアを啓蒙するセミナー」にて「間違ったサンダル選び」講演(2017.07)

メディア出演

  • NHK総合テレビ「あさイチ」:「女のホケン室」足のお悩み フットケアスペシャリストとして出演(2016.2)
  • NHK総合テレビ「あさイチ」:「女のニュース どうする? サンダルの靴ずれ」 フットケアスペシャリストとして出演(2017.7)

学術論文の刊行

  • 桜井祐子,田辺解,久野譜也.高齢女性の足部異常が歩行機能に及ぼす影響,靴の医学,25(2):125-129,2011
  • Yuko Sakurai,Kai Tanabe,Shinya Kuno.
    Effects of Foot Care on Foot Problems in Elderly Women Requiring Long-Term Care.(要介護高齢女性の足部異常に対するフットケアの効果に関する研究),Synergy of Arts and Sciences,22(2),165-174,2018.10
  • 桜井祐子,田辺解,久野譜也.中高齢女性の巻き爪に対する歩行矯正を施した歩行トレーニングの効果に関する研究.日本臨床スポーツ医学会誌.27(2), 2019.

講師からのごあいさつ

医療フットケアコースに興味をお持ちいただきありがとうございます。講師の桜井祐子です。

フットケアとの出会い
私は、2000年にカナダ製オーダーメイドインソール開発&製造会社・Bi-Op(バイオップ)社 の通訳・海外窓口を依頼されたことをきっかけに、OLから足の世界に飛び込みました。
旧ヘルムートルックポドロジー学院にてドイツ式フットケアを学び、 2002年足の専門店PEDI CAREを開業、2006年足の専門校SCHOOL OF PEDI(旧小さなサロンのオーナー店長養成学校)を開校し、現在、フットケアサロンとスクールの運営をしながら、セラピストと講師をしております。

フットケアバカと呼ばれて・・・
フットケアサロンでの11年は、足のトラブルで悩みを抱える来店者に、その時できる最高のケアとトラブル対策法を提供したいという想い一心で、国内外を問わず足の知識と技術をかき集めながら現在に至るまで走り続けてきました。そしてフットケアを究めるべく筑波大学大学院に入学し、2019年3月に博士号を取得しました。そんな私をスタッフや家族は「フットケアバカ」と呼んでいます。

フットケア需要の急速な伸び
近年、リラクゼーションではないフットケアの需要が急速に広がり始め、またその需要が大きく3つの分野に分かれ始めてきたのでは?と感じ始めていました。 特にこの数年、スクール運営をしながら、医療・介護・美容分野のそれぞれにおけるフットケアをより専門的に提供する必要が急務であると感じていました。

私の夢!
それぞれの業界にあったフットケアのより専門性の高い知識と技術の提供の場を設けること、また、職種の垣根を越えて、共有できるものは共有し、助け合い、固執することのない良好なコミュニティを構築し、各業界の連携により、フットケアの普及が各業界で正しく安全な形で広がることを目的に、みなさんのお力をお借りしながら、ともに足元からの健康を全国に発信できればと思っています。
ぜひ、この講座に参加いただき、一緒に、足の世界の健全な発展のために、歩んでいきませんか?
最後までお読み頂きありがとうございます。

最後に講座の内容をまとめると・・・

■ 医療フットケアコース
この講座を受けると・・・
糖尿病・がん・脳血管疾患等の生活習慣病、血流障害・神経障害を引き起こす疾患、足に創傷形成をする要因、認知症などの認知機能障害などによる足病変やそのリスクを習得した上で、看護師等の医療従事者が、根拠を持ってアセスメントし、患者に応じたフットケアを実践することができる。

講座名 医療フットケアコース
会場
足の専門校 スクール オブ ペディ 横浜本校
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2 -22-3 伊藤ビル8F
※JR線、相鉄線、みなとみらい線、市営地下鉄、京浜急行『横浜駅』【西口】より徒歩4分。【きた西口】より徒歩3分。ジョイナス地下街経由で徒歩4分。
受講期間 +オプション実習
講座内容 ●医療・介護で行うフットケアとは
●フットケアとそれを担う職種の役割
●医療的フットケアと疾患の理解
●足のアセスメント方法
●爪ケア、角質ケア、足浴、フットウエア適合の知識と実践
●患者・利用者のニーズとフットケア指導
●足・爪疾患の理解
●足のアセスメント方法
●角質ケア、爪ケア、リフレクソロジー、フットウェア
価格 【受講料】税込474,650円(※ご受講期間中は別途JTFAへのご入会が必要です)
【教材費】約26万円前後+消費税(2023年12月現在、教材費は変動の可能性がございます)
認定資格 一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会認定
医療フットケアスペシャリスト
講師 西田壽代・桜井祐子・吉川直美・伊藤真紀
入学条件 日本国における医師、看護師、准看護師
定員 最少6名