卒業生の声
大学病院の中での役割を考えて、フットケア単独の外来を作りたい
Q1.なぜフットケアを学びたいと思ったのですか?
フットケア学ぼうと思ったのは、心臓血管外科では、血流の悪い方やむくみのある方、足に問題のある方が結構いらしてるんですけども、なかなかそこに介入することが少ないのと、形成外科の方では足に傷がある方が多くいらっしゃってますし、爪に問題のある方がいるんですけども、医師の治療内容も限られた時間内ではなかなかできないっていうのと、整形外科の方にも足壊疽の方が来られてるんですけども、そこに関しては整形の医師も専門でないはない方も多くてなかなか誰も手が出せない内容が多いので、勉強したいなと思ったのがきっかけです。
Q2.数あるフットケアスクールの中でなぜスクールオブペディを選んだのですか?
このスクールを決めるにあたって何ヶ所か体験というか見学に行ったりしてみたんですが、やはり看護師の講師がいるっていうことがまず一番と、後は医学的根拠をきちんと教えてもらうと言うことでこちらを選びました。
なかなか病院内で活動するに当たっては、単にマッサージとか自分で勉強していくだけでは限界があるので、そういう科学的根拠に基づいた介入ができること、正しいアセスメントができることなどが大事だと思うので、それがこちらで学べると思って選びました。
Q3.スクールオブペディで学んで良かった点はなんですか?
まったく初心者で入ったので、ニッパーを初めて持つところから始めました。
初日は手が震えて爪を切るまでがまず大変な状況で、帰るときにあまりの出来なさと、後は自分がこれをずっとやり続けたいと言う思いとで泣きながら帰ったんですけど、熱い気持ちが自分にあるというのがわかり、どんどんそこからはまっていって、無事卒業できましたけれども、卒業した後は何もないところから一から始めている状態なんですけども、医師と周りの看護師を少しずつ巻き込んで、細々ですけども患者さんたちに介入することができて、繰り返し介入させてもらっいる方で少しずつ改善が見られてる方もいらっしゃいますし、喜んでいただいてるのが1番うれしいことです。
Q4.受講は無理なくこなせたのでしょうか?
短期間で土日を使って継続して通学できるかがすごく不安だったんですけども、1月から通学を始めて、子供が小さかったので、冬の風邪の期間とかインフルエンザの期間に来れない日がありましたけども、次の受講生の人たちと一緒に学べる様に振替受講をしていただいたりとかそういう都合をつけて頂くことが多くて、自分の同期の仲間と次の期の仲間も増えまして、時間はかかりましたけども無事に受講することができました。
Q5.将来の夢を聞かせてください。
将来は長期間かかることが予測されるんですけども、大学病院の中での役割を考えて、看護外来のようなものを立ち上げてフットケア単独の外来を作りたいなと考えております。
今現在で糖尿病外来でフットケアをやってるんですけども、そこ以上に技術は学んでいるので外来の患者様もそうですし、院内の足にトラブルある患者様も介入できるといいなと思っております。
私個人だけではなく、仲間がもっと増えていく事と、後は医師との連携を取り、理学療法士などの他職種との連携を取って、まず院内でスタンダードに行うことができる事が第一段階ですが、大学病院なので看護学生も付属病院でありますので、そちらのほうに介入ができたりして看護学生のほうもフットケアを学ぶ機会ができたらいいなという夢もありますし、地域の訪問看護の方とか地域を巻き込んで、新潟のフットケア自体がまだ遅れているなっていう印象があるので、私自身も学ぶ場がなくてこちらの学校に行きましたし、そういうものを地元で学べるような活動ができるといいなと思ってます。
ネットワークを作って地元を盛り上げて行けたらいいなと思っています。
医療フットケアコース卒業
新潟県 佐々木恵 様
大学病院勤務 (心臓血管外科、形成外科、整形外科)
北陸・甲信越地区の卒業生の感想は?
足のトラブルに悩むお客様に寄り添い手助け出来る存在でありたいと思っています
大野 明子 様
自分で自分を治せれば…から始まりました。
山梨県 渡邊佳代 様
技術だけではなくて足を通して患者さんのいろいろな深い思いとか聞けるようになった
山梨県 内藤裕美 様
フットケアとは、大変奥が深く、学んでも学んでも学びたりない
福岡県筑後市 中村江里 様
「お客様にさらに良いアドバイスが出来るようになりたい」
新潟県魚沼市 井上香子(いのうえ きょうこ) 様